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2010年11月17日

プレゼン資料のボリューム

資料制作代行のお仕事では、お客さまのプレゼン資料をリファイン(見栄え良く、わかりやすく編集)することがよくあります。

お客さまが準備した資料を見せていただくと、すごいボリュームであることがほとんどです。
5分、10分のプレゼンで、もちろんすべては使用していないでしょうが、プリントした資料を渡し、後で読んでもらうにしても、すべてに目を通す時間がある人など、ほとんどいないと思います。

Webサイトに、“わずか5枚のプレゼンスライドで、年3回の資金調達を成功させた”という記事がありました。
記事はこちら

この記事にもあるように、「メッセージの単純化」は一番大切なポイントだと思います。

わかりづらい内容をなんとか理解してもらおうと、たくさん説明を準備したくなるのは当然です。(いつでも答えられるよう「準備」をしておくことは必要です)
しかし、ボリュームが多ければ多いほど、メッセージは伝わりにくくなってしまいます。

かといって、何に絞れば良いのか・・・?

そんなときの考え方をひとつご紹介します。

「その場に必要なものだけにする」

 そこに来るのはどんな人か?
 その人が欲しい情報は何か?
 その人にどんな印象を残したいか?


それを考えて見直すと、バッサリ削って良いスライドがどれか、見えてくるのではないかと思います。
短い時間のプレゼンテーションでは、“その後につなげること”くらいしかできません。
まずは興味を持ってもらい、細かい部分を説明する機会がもらえればOKicon100という気持ちで、シンプルな資料を目指しましょうicon67  


Posted by KNおだ at 17:07Comments(0)

2010年11月08日

御供所・冷泉ライトアップウォークとチラシ

週末、「御供所・冷泉ライトアップウォーク」に出かけました。
博多のこの地区にはたくさんのお寺があります。その中でライトアップされているお寺が4ヶ所あり、そこを巡るというイベントです。



夜、ライトアップされて浮かび上がるお寺は、昼間とはまた違い、とても幻想的でしたicon97
イベントにはたくさんの人が集まっていて、どのお寺でも入場や参拝に長蛇の列ができていました。




私がこのイベントに「行ってみたいicon67」と思ったきっかけはチラシです。
このイベントのチラシには、一番上の写真にある「東長寺」の写真が全面に使われていました。
行くことを決めるまでの心の動きは、こんな感じです。

①最初に紫色にライトアップされたお寺の写真が目に入り、「この景色を自分の目で見てみたい!」と思います。
 icon50
②「いつあるんだろう?参加できるかな?」と開催期間と自分の予定を考えます。
 icon50
③「このイベントは他に何があるんだろう?」境内で行われるコンサートなどの内容、スケジュールを確認します。
 icon50
④「参加費用はいくらだろう?チケットの購入方法は?」最後に参加にあたって何をすれば良いのか(購入、予約など)を確認します。


チラシを作るときは、見る人の心の動きを意識して作ると、何を大きく表示すれば良いか、掲載すべき情報は何か、がわかります。

つい、連絡先を大きくしたり、概要を一面に表示したり、地図を詳しく記載したりしてしまいがちですが、「行きたい」「購入したい」と思った人は、小さな文字でも探して見ますし、自分で調べもするのです。

自分が行動を起こすきっかけになったもの(チラシ、広告のキャッチコピーなど)を集めて振り返ってみるだけでも、ドキュメント制作の参考になりますface01  


Posted by KNおだ at 11:56Comments(0)

2010年11月01日

丁寧すぎる(?)文章

急に寒くなってきましたface14
私の好きな季節である秋が短いのはとても残念です。

近頃、学生が社会人とやりとりしているメールをよく目にします。
「こんな言葉、いつ覚えたんだろうicon66」と思うくらい、大人顔負けの文章で、ビジネス用語も使いこなしています。

けれど、時々ちょっと気になることが…。
新入社員の書く文章でもよくあることなのですが、やたらと丁寧

例えば、「改めてご報告させていただきます」

丁寧な言葉を使うのは、もちろん大切なのですが、敬語を重ねすぎた文章は、読みづらいものです。
そして、本当の意味が伝わりにくくなってしまったりもします。

上記の場合、「改めて報告いたします」としたほうがスッキリicon12

メールだけでなく、その他のビジネス文書でも、「なんだか長くなりすぎてしまったな・・・」と思うときは、敬語や回りくどい言い回しがないか、見直してみてください。
そうやって削るだけでも、文章がシンプルでわかりやすくなります。  


Posted by KNおだ at 16:35Comments(0)

2010年10月21日

第三者の視点

最近、就職活動で、自己分析だけではなく“他己分析しましょう”という話を耳にします。
自分のことって、案外自分ではよくわからないものかもしれません。

商品やサービスにもそれを感じるときがあります。
Webサイトのリニューアルや営業資料のリファインなどの仕事では、お客さまの商品・サービスの見せ方を考えます。

お客さまの中には、もちろん「この商品の良いところはココです!」というものがあります。
でもそれは、一番情報を持っているからこそ良いと思うポイントであったりします。
例えば、「こんなに画期的な技術が使われているんです」というところを一生懸命押しても、買う人(使う人)がメリットと感じるところまではたどり着きません。

私たち(第三者)が見せ方を考えるときには、ユーザーの目線で考えることができます。
「この商品、こんな人にとっては○○ができてとっても便利だよね!」と思うことはよくあります。

制作代行を依頼したいというお客さまは、「時間がないから」「できる人がいないから」という理由が大半です。
けれど、制作代行を依頼する本当のメリットは、「代わりにやってもらう」ことではなく、第三者の視点が入ることなのではないかと思います。

これからも、「なるほど!そういう見せ方があったのか」と思っていただけるようなものを作っていきたいです。  


Posted by KNおだ at 19:23Comments(0)

2010年10月07日

複数人でつくる難しさ

今、当社が支援している学生団体が、スタッフみんなで着るパーカーをデザインしています。
そのデザイン案がなかなか決まらず、苦戦しているようです。

私もそのデザイン案を見せてもらったのですが、画像を見ただけでどうやって作ったのか想像できるものでした。
というのも、バラバラの意図を感じる絵が混在していて、「あぁ、みんなから出た意見を全部取り入れたんだろうな・・・」というのが伝わってくるのです。

この気持ち、よくわかります・・・face13

例えば、会社案内をつくるときでも、社内で見る人によって全然感覚が違うものです。

「もうちょっと明るいほうがいいんじゃない?」
「シンプルなほうがいいよ」
「ロゴは目立たせたいな」

みんなそれぞれのセンスで言いたいことを言います。

でも、デザインする人がそれをそのまま取り入れていたら、よくわからないものに仕上がってしまうんです。

そんな中、私がこう進めたら良いのではないかと考えるやり方は、

①コンセプトだけをみんなでしっかりと話し合う
②デザインは担当者に任せる
③デザインについて細かい意見は求めず、複数案から選択してもらう


です。

デザインをする人が、コンセプトをよく理解し、「そのためのこの色・デザインなんですicon67」と言い切ることができれば良いのです。

デザイナーではないので、もちろん一人で考えるのは難しいと思います。
その能力を補うには、プロが作ったいろんなもののデザインを見て、その意図を考える必要があると思います。

「この洋服はどんな人に着てほしくてデザインされたんだろう?」とか、「この広告のデザインは、誰に向けて発信するためのデザインでこうなっているんだろう?」とか・・・。

学生のつくるパーカーがどんな風にできあがるのか楽しみですface01  


Posted by KNおだ at 11:34Comments(0)