2010年11月26日
ポスターで振り返ってみる
当社が支援している学生団体が主催の就活イベント「BizPASSチャレンジ」が今年も開催されます。
今、学生たちがポスターやチラシを持って、学校や駅など、いろいろなところに掲示のお願いをしているところです。
学生が考えた、今年のキャッチコピーは「挑むか、埋もれるか。」
今回で6回目になるBizPASSイベントの最初のキャッチコピーは、「就活が面白くなる!“働くこと”を真剣に考えてみるイベント」でした。
周囲に流されて何となく就職してしまうことが問題であった数年前から、自ら様々なことに挑戦し成長する力を持った人材でないと選ばれることが難しい現在に、環境が変わってきているのがわかり、面白いなと思います。
これまでのポスター
ポスター一つでも、様々なメッセージが込められ、工夫がなされています。
地域のイベントや会社の行事などで、ポスターを手作りされる場合も多いと思いますが、そんなときに参考にしていただきたいポイントを一部ご紹介します。
◆ターゲットはどうやって申し込むか?
→見た人が「行きたい」と思った時にすぐ申し込みができるための情報を。
BizPASSの場合、参加者は学生です。携帯電話ですぐに申込フォームにアクセスできるよう、
QRコードが掲載されています。
◆どこに掲示されるか?
→貼られる場所は、店舗の入口なのか?壁なのか?たくさんポスターが掲示されているところなのか?そこで目立つデザインを。
BizPASSの場合、緑色の掲示板に貼られることが多いので、それに映える色になっています。
同じ緑だと目を引かないのでNGです。
◆印象深いキャッチコピーを!
→ポスターやチラシをじっくり読んでもらうことは難しいもの。長くなりすぎず、覚えやすい印象的な言葉を選びます。
BizPASSでもこれまで、たくさんの人の意見を聞きながら、数百パターンの案から選んで
きました。テキトーにつけず、ここはみんなでじっくり考えたいところです。
毎朝見かける、デパートのポスターなんかも、歴代のものを並べてみると時代がわかって面白いだろうなぁと思います
今、学生たちがポスターやチラシを持って、学校や駅など、いろいろなところに掲示のお願いをしているところです。
学生が考えた、今年のキャッチコピーは「挑むか、埋もれるか。」
今回で6回目になるBizPASSイベントの最初のキャッチコピーは、「就活が面白くなる!“働くこと”を真剣に考えてみるイベント」でした。
周囲に流されて何となく就職してしまうことが問題であった数年前から、自ら様々なことに挑戦し成長する力を持った人材でないと選ばれることが難しい現在に、環境が変わってきているのがわかり、面白いなと思います。
これまでのポスター
ポスター一つでも、様々なメッセージが込められ、工夫がなされています。
地域のイベントや会社の行事などで、ポスターを手作りされる場合も多いと思いますが、そんなときに参考にしていただきたいポイントを一部ご紹介します。
◆ターゲットはどうやって申し込むか?
→見た人が「行きたい」と思った時にすぐ申し込みができるための情報を。
BizPASSの場合、参加者は学生です。携帯電話ですぐに申込フォームにアクセスできるよう、
QRコードが掲載されています。
◆どこに掲示されるか?
→貼られる場所は、店舗の入口なのか?壁なのか?たくさんポスターが掲示されているところなのか?そこで目立つデザインを。
BizPASSの場合、緑色の掲示板に貼られることが多いので、それに映える色になっています。
同じ緑だと目を引かないのでNGです。
◆印象深いキャッチコピーを!
→ポスターやチラシをじっくり読んでもらうことは難しいもの。長くなりすぎず、覚えやすい印象的な言葉を選びます。
BizPASSでもこれまで、たくさんの人の意見を聞きながら、数百パターンの案から選んで
きました。テキトーにつけず、ここはみんなでじっくり考えたいところです。
毎朝見かける、デパートのポスターなんかも、歴代のものを並べてみると時代がわかって面白いだろうなぁと思います
Posted by KNおだ at
16:57
│Comments(2)
2010年11月17日
プレゼン資料のボリューム
資料制作代行のお仕事では、お客さまのプレゼン資料をリファイン(見栄え良く、わかりやすく編集)することがよくあります。
お客さまが準備した資料を見せていただくと、すごいボリュームであることがほとんどです。
5分、10分のプレゼンで、もちろんすべては使用していないでしょうが、プリントした資料を渡し、後で読んでもらうにしても、すべてに目を通す時間がある人など、ほとんどいないと思います。
Webサイトに、“わずか5枚のプレゼンスライドで、年3回の資金調達を成功させた”という記事がありました。
記事はこちら
この記事にもあるように、「メッセージの単純化」は一番大切なポイントだと思います。
わかりづらい内容をなんとか理解してもらおうと、たくさん説明を準備したくなるのは当然です。(いつでも答えられるよう「準備」をしておくことは必要です)
しかし、ボリュームが多ければ多いほど、メッセージは伝わりにくくなってしまいます。
かといって、何に絞れば良いのか・・・?
そんなときの考え方をひとつご紹介します。
「その場に必要なものだけにする」
そこに来るのはどんな人か?
その人が欲しい情報は何か?
その人にどんな印象を残したいか?
それを考えて見直すと、バッサリ削って良いスライドがどれか、見えてくるのではないかと思います。
短い時間のプレゼンテーションでは、“その後につなげること”くらいしかできません。
まずは興味を持ってもらい、細かい部分を説明する機会がもらえればOKという気持ちで、シンプルな資料を目指しましょう
お客さまが準備した資料を見せていただくと、すごいボリュームであることがほとんどです。
5分、10分のプレゼンで、もちろんすべては使用していないでしょうが、プリントした資料を渡し、後で読んでもらうにしても、すべてに目を通す時間がある人など、ほとんどいないと思います。
Webサイトに、“わずか5枚のプレゼンスライドで、年3回の資金調達を成功させた”という記事がありました。
記事はこちら
この記事にもあるように、「メッセージの単純化」は一番大切なポイントだと思います。
わかりづらい内容をなんとか理解してもらおうと、たくさん説明を準備したくなるのは当然です。(いつでも答えられるよう「準備」をしておくことは必要です)
しかし、ボリュームが多ければ多いほど、メッセージは伝わりにくくなってしまいます。
かといって、何に絞れば良いのか・・・?
そんなときの考え方をひとつご紹介します。
「その場に必要なものだけにする」
そこに来るのはどんな人か?
その人が欲しい情報は何か?
その人にどんな印象を残したいか?
それを考えて見直すと、バッサリ削って良いスライドがどれか、見えてくるのではないかと思います。
短い時間のプレゼンテーションでは、“その後につなげること”くらいしかできません。
まずは興味を持ってもらい、細かい部分を説明する機会がもらえればOKという気持ちで、シンプルな資料を目指しましょう
Posted by KNおだ at
17:07
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2010年11月08日
御供所・冷泉ライトアップウォークとチラシ
週末、「御供所・冷泉ライトアップウォーク」に出かけました。
博多のこの地区にはたくさんのお寺があります。その中でライトアップされているお寺が4ヶ所あり、そこを巡るというイベントです。
夜、ライトアップされて浮かび上がるお寺は、昼間とはまた違い、とても幻想的でした
イベントにはたくさんの人が集まっていて、どのお寺でも入場や参拝に長蛇の列ができていました。
私がこのイベントに「行ってみたい」と思ったきっかけはチラシです。
このイベントのチラシには、一番上の写真にある「東長寺」の写真が全面に使われていました。
行くことを決めるまでの心の動きは、こんな感じです。
①最初に紫色にライトアップされたお寺の写真が目に入り、「この景色を自分の目で見てみたい!」と思います。
②「いつあるんだろう?参加できるかな?」と開催期間と自分の予定を考えます。
③「このイベントは他に何があるんだろう?」境内で行われるコンサートなどの内容、スケジュールを確認します。
④「参加費用はいくらだろう?チケットの購入方法は?」最後に参加にあたって何をすれば良いのか(購入、予約など)を確認します。
チラシを作るときは、見る人の心の動きを意識して作ると、何を大きく表示すれば良いか、掲載すべき情報は何か、がわかります。
つい、連絡先を大きくしたり、概要を一面に表示したり、地図を詳しく記載したりしてしまいがちですが、「行きたい」「購入したい」と思った人は、小さな文字でも探して見ますし、自分で調べもするのです。
自分が行動を起こすきっかけになったもの(チラシ、広告のキャッチコピーなど)を集めて振り返ってみるだけでも、ドキュメント制作の参考になります
博多のこの地区にはたくさんのお寺があります。その中でライトアップされているお寺が4ヶ所あり、そこを巡るというイベントです。
夜、ライトアップされて浮かび上がるお寺は、昼間とはまた違い、とても幻想的でした
イベントにはたくさんの人が集まっていて、どのお寺でも入場や参拝に長蛇の列ができていました。
私がこのイベントに「行ってみたい」と思ったきっかけはチラシです。
このイベントのチラシには、一番上の写真にある「東長寺」の写真が全面に使われていました。
行くことを決めるまでの心の動きは、こんな感じです。
①最初に紫色にライトアップされたお寺の写真が目に入り、「この景色を自分の目で見てみたい!」と思います。
②「いつあるんだろう?参加できるかな?」と開催期間と自分の予定を考えます。
③「このイベントは他に何があるんだろう?」境内で行われるコンサートなどの内容、スケジュールを確認します。
④「参加費用はいくらだろう?チケットの購入方法は?」最後に参加にあたって何をすれば良いのか(購入、予約など)を確認します。
チラシを作るときは、見る人の心の動きを意識して作ると、何を大きく表示すれば良いか、掲載すべき情報は何か、がわかります。
つい、連絡先を大きくしたり、概要を一面に表示したり、地図を詳しく記載したりしてしまいがちですが、「行きたい」「購入したい」と思った人は、小さな文字でも探して見ますし、自分で調べもするのです。
自分が行動を起こすきっかけになったもの(チラシ、広告のキャッチコピーなど)を集めて振り返ってみるだけでも、ドキュメント制作の参考になります
Posted by KNおだ at
11:56
│Comments(0)
2010年11月01日
丁寧すぎる(?)文章
急に寒くなってきました
私の好きな季節である秋が短いのはとても残念です。
近頃、学生が社会人とやりとりしているメールをよく目にします。
「こんな言葉、いつ覚えたんだろう」と思うくらい、大人顔負けの文章で、ビジネス用語も使いこなしています。
けれど、時々ちょっと気になることが…。
新入社員の書く文章でもよくあることなのですが、やたらと丁寧。
例えば、「改めてご報告させていただきます」
丁寧な言葉を使うのは、もちろん大切なのですが、敬語を重ねすぎた文章は、読みづらいものです。
そして、本当の意味が伝わりにくくなってしまったりもします。
上記の場合、「改めて報告いたします」としたほうがスッキリ
メールだけでなく、その他のビジネス文書でも、「なんだか長くなりすぎてしまったな・・・」と思うときは、敬語や回りくどい言い回しがないか、見直してみてください。
そうやって削るだけでも、文章がシンプルでわかりやすくなります。
私の好きな季節である秋が短いのはとても残念です。
近頃、学生が社会人とやりとりしているメールをよく目にします。
「こんな言葉、いつ覚えたんだろう」と思うくらい、大人顔負けの文章で、ビジネス用語も使いこなしています。
けれど、時々ちょっと気になることが…。
新入社員の書く文章でもよくあることなのですが、やたらと丁寧。
例えば、「改めてご報告させていただきます」
丁寧な言葉を使うのは、もちろん大切なのですが、敬語を重ねすぎた文章は、読みづらいものです。
そして、本当の意味が伝わりにくくなってしまったりもします。
上記の場合、「改めて報告いたします」としたほうがスッキリ
メールだけでなく、その他のビジネス文書でも、「なんだか長くなりすぎてしまったな・・・」と思うときは、敬語や回りくどい言い回しがないか、見直してみてください。
そうやって削るだけでも、文章がシンプルでわかりやすくなります。
Posted by KNおだ at
16:35
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